西表島・由布島ガイド

西表島は、島の90%は亜熱帯の自然林で覆われており、平地はほとんどありません。
イリオモテヤマネコをはじめ、カンムリワシ、セマルハコガメなど珍しい生物が生息しています。
大きな川やマングローブ林、ヤエヤマヤシ群落など、どれをとってもスケールの大きさに圧倒されます。手つかずの自然が残る秘境で、東洋のガラパゴスとも言われています。

周囲130km
面積289.27平方km
人口2,402人(2016年現在)

西表島の観光スポット

仲間川遊覧西表島東部にあり、西表島で2番目に大きく、日本最大級のマングローブ林を抱く川。流域は天然保護区域として国の天然記念物に指定されていて、サキシマスオウノキなどが観察できる。遊覧ボート観光やカヌーなどが体験できる。
サキシマスオウノキ西表島東部。国の天然記念物で、板根(ばんこん)が特徴的。昔、海人はこの根を使い、サバニの櫂(かじ)の材料にしたと言われている。御嶽の中にあるので御静かに。
星砂の浜・月ヶ浜星砂の浜は、北端にあるビーチ。その名の通り「星砂」が採れることで有名。遠浅で波が穏やかでシュノーケリングには最適。
月ヶ浜は丸い弧を描いていることからそう呼ばれるが、本名は「トゥドゥマリの浜」。砂は「鳴き砂」で踏むとキュキュと鳴り、不純物の少ない綺麗な砂浜を証拠付けている。海水浴にも向いていて、夕刻には夕日が素晴らしい。
マリユドゥの滝・カンビレーの滝島の西部に流れ出す浦内川の上流にある壮大なスケールのマリユドゥの滝。マリゥ=円い、ドゥ=淀み、という意味。幅の広い落差は圧巻で3段階に落ち込む。日本の滝100選にも選ばれている。
そのさらに上流にあるのがカンビレーの滝。カン=神、ビレー=座る、という意味。昔、神々がこの地に集ったといわれる聖地。マリユドゥの滝の程近くで、周辺にはポットホールと呼ばれる丸い穴があいている。

西表島への交通アクセス

石垣港離島ターミナルより八重山観光フェリー、安栄観光、石垣島ドリーム観光の各高速船で、船浦港(西部)まで約40分。大原港(東部)まで約35分。
島内は、バス、タクシー、レンタカー、サイクル、バイクと交通機関が充実しています。

由布島の観光

八重山といえばよく目にする西表島から由布島へ渡る水牛車。西表島の沖合い1kmに浮かぶ小さな島へ向かって、心地よい風に吹かれながら約400mの浅瀬の海へ。 由布島は島全体が亜熱帯自然植物楽園。果樹園や動物園でトロピカルな南国気分を味わえます。